間取り
3LDK
1階
ロフト
ギャラリー
外観
「平屋は寄棟になることが多いようですが、ちょっと違うイメージにしたくて」(妻)、建物の幅を活かした大屋根に。外壁もシックな色合いでまとめて、さらなる落ち着きと安定感を醸し出しています。夫が庭側の道から歩いて帰ってきたときに「すごくカッコよかった!」と喜んでいたそう。
リビングには、大屋根の天井高を活かして大きな吹抜けをつくりました。リビングの奥には、天井高150cmの収納スペースと、その上にロフトを用意。平屋でありながら、縦の空間も楽しめるようになっています。ロフトは、「くつろげる畳の部屋が欲しい」との夫の希望で6畳の和室としました。リビングに面しているが、床の高さが違うことで距離感が生まれ、落ち着いた空間になっています。
収納スペース
リビングにつながる、天井高150cmの収納スペース。子どもが小さい間は、親の目が届きやすい遊び場として使っています。ごちゃごちゃして見えるおもちゃ類も、ここならリビングから目につかずすっきり。「キッチンに立っていると遊んでいる姿は見えませんが、音や気配が伝わるから大丈夫」と妻。子どもが成長した後は、「ブラインドをつけて収納スペースにしてもいいし、どう使うか楽しみ」と、夢が広がります。
スタディースペース
キッチン横の通路部分につくったスタディースペース。リビングから離れた場所に子ども部屋をつくったので、「リビングにも勉強できる場所をつくってあげたい」と用意したもの。今は、写真を飾ったり、妻が書き物をしたりするスペースとして利用しています。
書斎兼客間
リビングの吹抜けの上部にロフトをつくり、畳を敷いて、カウンターを備え付け、夫の書斎兼客間に。扉を付けず、間仕切り壁を低くし、リビングの空間とつなげることで開放感を演出しました。また、リビングとの高低差で独立感も得られました。「夫の両親が泊まったときに、『リビングの音も気配も気にならなかった』と言われました。友人にも好評です」と妻。
ユーティリティースペース
Yさん夫妻が、この家で一番気に入っているのがユーティリティースペース。浴室、洗濯スペース、洗面室、収納、家事コーナーを一直線に並べ、勝手口から物干し場に出られる、抜群の家事動線を実現しました。もともとは「出掛ける前や帰宅後に家族に迷惑をかけたくない」という夫の思いから考えたもの。「入浴、洗顔、身支度までここだけで完結するのがいいですね」(夫)。「干す前の洗濯物を吊るす場所もあることが特に便利。キッチンからくるくる回れて使い勝手もいいです。友達にもここが一番羨ましがられます」(妻)
主寝室
「主寝室でもテレビを見られるようにしたい」との要望を受け、クローゼットは中央部分だけに間仕切り壁をつくり、その前にテレビ台を置けるようにしました。「主寝室の中のクローゼットは人目にさらされるわけでもないのでこれで十分。収納している衣類を一目で見渡せるから服装のコーディネートがしやすく、回遊型だからくるくる回れて便利です」と妻。主寝室には、天然素材・木炭の空気浄化作用を利用した「ウェルネスエアー」を装備。オープンな間取りのすみずみまで、心地よい空気でいっぱいに。
子ども部屋
テラスに向いた大きな窓からたっぷりの日差しが入る子ども部屋。「子どものプライバシーを尊重したい」との夫のこだわりで、子ども部屋はリビングと直接つなげず、間に廊下をはさんだ間取りにしているが、子ども達が小さい間は窓越しに様子をうかがうことができます。
玄関
玄関ホールには、土間から直接入れるシューズインクロークを用意しました。靴や上着、外遊び道具などのほか、ベビーカーなどの大物も収納できるため、玄関はいつもすっきり。主寝室に続く右手の廊下と、子ども部屋に続く左手の廊下で土間をL字型に囲んだ結果、上がり框の面積が大きくなり、空間の広がりも得られました。
外観
広い大屋根で深い軒をつくり、玄関ポーチの大きな屋根としました。「雨の日はここに車を寄せれば、濡れずに乗降できます。夫がスキー板の手入れをする作業場にも、雨の日の子ども達の遊び場にもなるので便利です」と妻。「子ども達が小学生になったら、ここで友達と遊べるのでは」と楽しみにしています。
物件情報
構造
平屋
間取り
3LDK
工法
木質系プレハブ